こんにちは、たまごごはんです。
今回は、【保存版】0歳から12歳までの栄養ガイド:必要な栄養素・1日の量と食材例
はじめに:子どもの成長と栄養管理の重要性
0~12歳は、心身ともに大きく成長する時期。身体の発達だけでなく、脳や免疫機能の発達も進むため、バランスの取れた栄養が必要です。でも、「具体的にどの栄養素をどれくらい摂ればいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか?この記事では、年齢別に必要な栄養素・摂取量・おすすめの食材を分かりやすく解説します。
① 0~6か月:母乳・ミルクで賄える時期
• 栄養の特徴
母乳または粉ミルクが主な栄養源。母乳には、赤ちゃんの成長に必要なエネルギー、タンパク質、脂質、ビタミン、免疫物質が含まれています。粉ミルクも栄養バランスが整っており、母乳の代わりとして利用できます。
• 注意ポイント
ビタミンDは不足しやすいので、小児科医に相談して補助的なサプリメント(医師処方のもの)を検討しても良いでしょう。
② 6か月~1歳:離乳食スタート!
• 必要な栄養素と食材例
• 鉄分:母乳だけでは不足しがち。→例:白身魚、レバー、ほうれん草。
• タンパク質:筋肉や臓器の成長に必要。→例:豆腐、鶏ささみ、卵黄(1歳以降卵白も)。
• ビタミンC:鉄分の吸収を助ける。→例:じゃがいも、みかん、トマト。
• 1日の例
• 初期(生後5~6か月):おかゆ(小さじ2~3)、にんじんペースト。
• 後期(生後9~11か月):軟飯50~80g+豆腐10g+ゆでた野菜。
③1~3歳:食べムラが多い幼児期
• 必要な栄養素と食材例
• カルシウム:骨や歯の形成。→例:牛乳、ヨーグルト、チーズ、小魚。
• 脂質:エネルギー源として重要。→例:オリーブオイル、アボカド、ナッツ(ペースト状)。
• 鉄分:貧血予防。→例:ひじき、ほうれん草、赤身の肉。
• 1日の例
• 朝食:パン+バナナ+ヨーグルト。
• 昼食:鶏そぼろご飯+野菜スープ。
• 夕食:魚の煮付け+ブロッコリー+ご飯。
④4~6歳:就学前の基礎作りの時期
• 必要な栄養素と食材例
• 炭水化物:活動量が増える時期のエネルギー源。→例:ご飯、うどん、さつまいも。
• ビタミンB群:集中力や代謝をサポート。→例:豚肉、玄米、納豆。
• ビタミンA:視力や免疫力をサポート。→例:にんじん、かぼちゃ、レバー。
• 1日の例
• 朝食:納豆ご飯+卵焼き+味噌汁(野菜入り)。
• 昼食:ツナと野菜のサンドイッチ+スープ。
• 夕食:焼き魚+ほうれん草のおひたし+ご飯。
⑤7~9歳:小学生で成長が加速する時期
• 必要な栄養素と食材例
• タンパク質:成長ホルモン分泌のサポート。→例:鶏むね肉、豆類、卵、魚。
• カルシウム&ビタミンD:骨の成長を促進。→例:乳製品、小魚、きのこ類。
• 鉄分&ビタミンC:血液とエネルギー代謝をサポート。→例:ほうれん草、赤身肉、キウイフルーツ。
• 1日の例
• 朝食:トースト+目玉焼き+牛乳+フルーツ(いちごやオレンジ)。
• 昼食:チキンと野菜のカレー+サラダ。
• 夕食:焼き鮭+きんぴらごぼう+味噌汁+ご飯。
⑥10~12歳:第二次成長期が始まるプレティーン時期
• 必要な栄養素と食材例
• エネルギー(カロリー):活動量が増え、必要量も増大。→例:米、パン、パスタ。
• 鉄分:特に女の子は月経が始まると不足しがちに。→例:レバー、プルーン、豆類。
• オメガ3脂肪酸:脳の働きを活性化。→例:青魚、クルミ、亜麻仁油。
• 1日の例
• 朝食:玄米ご飯+味噌汁+焼き魚+野菜の漬物。
• 昼食:サンドイッチ(チーズとハム入り)+スープ+フルーツ。
• 夕食:肉じゃが+副菜(ほうれん草のごま和え)+ご飯。
⑦年齢を問わず共通するポイント
• 水分補給:活動量が多い子どもは汗をかきやすく、脱水を防ぐために定期的な水分補給が大切です。
• 間食の工夫:小腹が空くタイミングに栄養を補えるおやつを。→例:果物、チーズ、ナッツ(食べやすい形状)。
⑧1日の必要量まとめ
• エネルギー:
• 0~1歳:約550~850kcal(離乳食期は除く)
• 1~3歳:約1000~1300kcal
• 4~6歳:約1400~1600kcal
• 7~12歳:約1800~2300kcal
• 主な栄養素(1日の目安):
• タンパク質:1~3歳で約15g、4~6歳で20~25g、7~12歳で30~50g
• カルシウム:1~3歳で約350mg、4~6歳で450mg、7~12歳で700~1000mg
• 鉄分:1~3歳で約5mg、4~6歳で7mg、7~12歳で8~10mg
年齢 | エネルギー(kcal) | タンパク質(g) | カルシウム(mg) | 鉄分(mg) |
---|---|---|---|---|
0~1歳 | 約550~850 | – | – | – |
1~3歳 | 約1000~1300 | 約15 | 約350 | 約5 |
4~6歳 | 約1400~1600 | 約20~25 | 約450 | 約7 |
7~12歳 | 約1800~2300 | 約30~50 | 約700~1000 | 約8~10 |
⑨忙しいママへの応援メッセージ
成長期の子どもに栄養バランスの取れた食事を提供するのは大変ですが、すべてを完璧にしようとする必要はありません。まずは、できることから始めていきましょう!時には市販の便利なアイテムや栄養補助食品を使いながら、無理なく続けることが大切です。
⑩まとめ
0~12歳の子どもは、それぞれの年齢に応じて必要な栄養素や食事内容が異なります。この時期の食事が、将来の健康の基盤を築く重要な役割を果たします。年齢や個性に合わせた柔軟な工夫で、楽しく栄養管理をしていきましょう!
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