こんにちは、たまごごはんです！
サンボがプロテインを飲み始めたきっかけは、保育園の登園拒否でした。心の不安感や母子分離不安が質的栄養不足によるものかもしれないと感じ、栄養バランスを整えたくてスタートしました。他の栄養素を効かすには、特にたんぱく質を土台としてしっかり摂取する必要があったからです。しかし、プロテインを始めた当初、サンボは一度は興味を持って飲み始めたものの、その後すぐに拒否するようになりました。（当時6歳）その理由は、ズバリ「美味しくなかったから」です。
初めての挑戦、興味を持って飲み始めたものの…
サンボがプロテインを飲み始めたとき、最初は「おいしそう」と言わんばかりに興味津々でした。家族みんなで飲むこと、たんぱく質が大切だということを伝えると、彼なりに理解して、さっそく飲む気満々でチャレンジしました。最初の一口は、予想以上にスムーズに進みました。プロテインの味に対しても「なんだか、ちょっと変な味かも…」と一瞬思ったものの、まあまあ大丈夫そうな顔をして飲んでいました。
ところが、次第にその「なんだか変な味」に気づいたのか、サンボはだんだんと表情が固くなり、「やっぱりまずい！」と口に出し始めました。あれほど飲む気満々だったのに、いつの間にか「今日は飲みたくない」「おいしくないから飲まない」と言い出すようになり、次第にプロテインの時間が憂鬱になってきました。
苦戦したフレーバー選び
そこで、少しでも飲みやすくするために、さまざまなフレーバーを試しました。チョコレート味、いちご味、抹茶味、パイナップル味、ベリー味、さらにはオレンジジュースで割ったり、カルピスで割ったりと工夫を重ねました。でも、サンボの反応は変わらず、すぐに「やっぱりまずい」「プロテインの味がする！」と拒否のオンパレード。
試行錯誤を繰り返し、できるだけ飲みやすく、サンボが喜んで飲んでくれるフレーバーを見つけようと努力しましたが、どれもこれも上手くいきませんでした。どうしても美味しくないと感じることが多く、毎日のプロテインタイムがストレスになり、飲むことへの抵抗がどんどん強くなったのです。
シンクに流されるプロテイン
そして最もショックだったのが、サンボが飲みたくない時に、シンクにプロテインを流してしまうことがあったことです。何度か無理に飲ませようとした結果、サンボが一口飲んでからこっそりシンクに流す場面を見た時は、本当に驚きました。私が見ていない隙に流すこともあり、その度に心が痛みました。
もちろん、無理に飲ませても意味がないと思い、無理強いはしませんでしたが、プロテインをどうしても摂取させたくて心の中で焦る気持ちがありました。でも、そのような状況で「飲ませなければ」というプレッシャーをかけることが逆効果になるのだと気づきました。
少しずつ自信がついてきたサンボ
そんな中でも、しばらく続けていくうちに、サンボに少しずつ変化が現れ始めました。それは、彼の体格が変わり始め、周りから「大きくなったね」「体格が良くなったね」と褒められることが増えた頃でした。サンボ自身も、自分の身体が少しずつ変わっていくのを感じたようで、「ぼく、毎日プロテイン飲んでるからね！」と誇らしげに話すようになりました。
周囲からの褒め言葉や、体の変化がサンボに自信を与え、「これがプロテインの効果だ！」という実感が湧いてきたようです。その結果、プロテインを飲むことへの拒否反応が少なくなり、飲むことの大切さに気づき始めました。最初の頃の「まずい！」という反応は少しずつ減り、今では「まあ、少しだけ飲んでみるか」と前向きに飲む日も増えてきました。
無理せず、代替案も大事
もちろん、プロテインを飲ませる際には無理に飲ませないようにしています。飲まない日があっても、「今日は代替え案で良いか」と柔軟に対応し、サンボが嫌がる日は無理に押し付けないように心がけています。そのため、高タンパクヨーグルトやシーチキン、ちくわ、ゆで卵などでたんぱく質を補う方法を取り入れています。無理に飲ませることが逆効果になる場合もありますから、サンボの気持ちを尊重することも大切だと感じています。
まとめ
サンボがプロテインを飲むことになかなか苦労したのは事実ですが、その過程を通して少しずつ自信がつき、プロテインの大切さを理解していく様子を見ることができました。最初は「美味しくないから飲まない」と拒否し続けたサンボも、身体の変化と周りからの褒め言葉をきっかけに、少しずつプロテインを受け入れ、自分から飲むようになりました。
もし同じようにお子さんがプロテインを嫌がっている方がいれば、無理に飲ませず、代替案をうまく取り入れながら、少しずつプロテインを摂取できる環境を整えることが大切だと思います。焦らず、サンボのペースに合わせて、共に健康な体を作っていけたら嬉しいです。
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