こんにちは、食育栄養コンサルタントのたまごごはんです！
今回は「ストレスや不安への栄養学的アプローチ」をテーマに、我が家のリアルな体験を交えながらお話しします。
私の夫、サンボパパは昔からストレスにとても弱いタイプでした。ほんの小さなことでも気になってしまい、その積み重ねで心が疲れてしまうことも多かったです。でも栄養を見直してからというもの、性格が変わったかのように穏やかになり、心に余裕ができたんです。その変化には家族みんなが驚きましたし、改めて栄養の力の大きさを実感しました。
今回は、パパがどんな状況からどう変化したのか、そして栄養学的なポイントについてお話ししていきます。特にストレスを抱えやすいお子さんやパートナーをサポートしたいと考えている方に役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください！
ストレスに悩まされていたパパの過去
パパは、私たち家族にとって大切な存在ですが、正直言って、かつての彼はとてもストレスに弱い人でした。たとえば、職場で少し注意されただけでも「あの言い方は嫌味だったのかもしれない」と延々と気にしてしまったり、ちょっとした失敗で「あの仕事、もう自分には向いていない」と極端に落ち込んでしまったり。家に帰ってからもその不安が消えないようで、私たち家族にまでピリピリした雰囲気が伝わることもありました。
また、他人の目や言葉にもとても敏感で、スーパーで店員さんの態度が冷たいと「自分が何かしたのかな」と考え込んでしまうほど。家族で外出しても「周りからどう見られているかが気になる」と緊張してしまい、心から楽しむことができない状態でした。
夜も布団に入るとすぐに不安や悩みが頭をよぎり、なかなか寝付けない日々。寝不足がさらにイライラを助長し、ちょっとした出来事でも爆発してしまうことがありました。正直、私も「どうやって支えていけばいいんだろう」と悩む日々が続いていました。
栄養を取り入れてからのパパの変化
そんなパパが大きく変わるきっかけとなったのが、栄養を見直すことでした。食事だけでは補えない栄養素をサプリメントでプラスし始めたことで、彼の心と体が少しずつ変わり始めたんです。
まず、ストレスに対する反応が穏やかになりました。以前なら、職場でちょっとしたトラブルがあっただけで「もう仕事を辞めたい」と言っていたのが、「まぁ、なんとかなるよね」と前向きに捉えられるようになったんです。
また、外出時も「人の目が気になる」と言わなくなり、家族での外出が楽しいものに変わりました。周囲の人の態度や言葉を必要以上に気にすることがなくなり、自然体でいられるようになったのが一番の変化だと感じています。
さらに驚いたのが、自分から積極的に他人と話すようになったことです。以前は他人と関わるのを避けるため、なるべく目立たないようにしていたパパが、今では「ちょっと挨拶してくるね」と自分から声をかけに行く姿を見るようになりました。本人も「もうカリカリしていた頃の自分には戻りたくない」と言い、今の穏やかな状態をとても気に入っています。
栄養素の力が与えた影響
パパが大きく変わった理由は、いくつかの栄養素をバランスよく取り入れたことでした。特に、以下の3つの栄養素が効果的だったようです。
1. ナイアシン（ビタミンB3）
ナイアシンには、神経の安定をサポートし、心の落ち着きを促す働きがあります。パパの場合、ナイアシンを取り入れることで「まぁ、何とかなるか」という柔軟な思考ができるようになりました。ただし、ナイアシンにはいくつか種類があります。
• ナイアシン：フラッシュ（皮膚が赤くなりほてる現象）が起きやすいですが、吐き気は起こりにくい。
• ノーフラッシュナイアシン：フラッシュも吐き気も起きにくいので初心者にもおすすめです。パパはこのタイプで吐き気が落ち着きました。
• ナイアシンアミド：量を多く摂ると吐き気が出やすい傾向があります。
2. マグネシウム
マグネシウムは、神経をリラックスさせる効果があり、ストレス耐性を高めると言われています。特に、不安感が強いときやイライラしがちなときには、マグネシウムが不足している場合が多いそうです。
3. ビタミンC
ストレスがかかると消耗されやすい栄養素がビタミンCです。血中濃度を一定に保つために、タイムリリース型のサプリメントを活用して、1日を通して効率よく補っていました。
栄養を取り入れる際の工夫
栄養を取り入れる上で大切なのは「バランス」です。パパの場合、まずは食事の見直しからスタートしました。そこに不足しがちな栄養素をサプリメントで補う形を取りました。
特にサプリメントの量やタイミングには注意が必要です。ナイアシンを摂りすぎるとフラッシュが強く出ることがあるため、少量から始めて徐々に適量を見つけていきました。また、水溶性のビタミンCやナイアシンは、1日数回に分けて摂取することで効果を高めました。
お子さんやパートナーへの栄養サポート
心の不安やストレスを抱えている人には、周囲の人ができるアプローチも大切です。ただ、声かけだけでは限界があることもありますよね。当事者にとっては「気にしなくていいよ」と言われても、解決には至らない場合が多いものです。
そこで、栄養を取り入れることが大きな助けになる可能性があります。特に、思春期のお子さんやストレスを抱えやすい大人にとっては、ナイアシンやマグネシウム、ビタミンCといった栄養素が心の安定をサポートしてくれるかもしれません。
まとめ
パパの変化を見て、栄養が心と体に与える影響の大きさを改めて実感しました。ストレスや不安を抱える人が少しでも穏やかに過ごせるよう、周囲の人が栄養面からサポートしてみるのも一つの方法です。
今ではパパ自身が「昔のしんどい自分には戻りたくない」と笑顔で言えるようになり、私たち家族もその変化に嬉しい毎日を送っています。もし同じような悩みをお持ちの方がいれば、ぜひ栄養素を見直すきっかけにしていただけたらと思います。
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たまごごはん
食育栄養コンサルタント／デジタル業界20年
小学2年生の息子を育てる母。自身も小学1年生で登校拒否を経験し、息子も年長から登園拒否に。試行錯誤の末、「栄養が心と体に与える影響」に着目し、改善を実感。2025年に食育栄養コンサルタント資格を取得し、成長期の子どもに必要な栄養を学ぶ。
現在は、登校拒否に悩む親御さんへ向けて、栄養と食育の視点から解決策を発信中。
