こんにちは、食育栄養コンサルタントのたまごごはんです。
今日は、お子さんがサプリを嫌がるときに試した工夫についてお話しします。
息子サンボは2022年秋頃に登園拒否を経験し、その頃から分子栄養学に取り組み始めました。
「栄養バランスを意識することで、心と体の調子が良くなるかもしれない!」と思い、試行錯誤を繰り返しながら、食事やサプリを取り入れるようになったのですが、最初は「サプリを飲まない」「錠剤が飲み込めない」という壁にぶつかりました。
今回は、実際に試してみた工夫や成功した方法を紹介します。
「サプリを飲まない子供」に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
プロテインを飲んでくれない子供にはこちらの記事を参考にしてください。
なぜサプリを飲ませたいのか?子供の栄養不足を考える
お子さんの栄養バランスを考えると、こんな悩みはありませんか?
• 偏食が多く、野菜や肉・魚を食べない
• 鉄分不足で疲れやすい・元気がないことがある
• 朝ごはんをあまり食べず、エネルギー不足になりがち
• 登園・登校を嫌がることが増えた
• 少食である
特に、近年では土壌の栄養が乏しくなり、野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルが不足していることもあります。このような栄養不足は、体調不良や登園・登校拒否にもつながる可能性があります。
厚生労働省の調査によると、子供の鉄分やビタミンD不足が指摘されています(参考: 厚生労働省「国民健康・栄養調査」)。
食事で補うことが理想的ですが、忙しい日常の中で栄養管理は難しいこともあります。そのため、適量のサプリメントを活用することが有効ですが、子供がサプリを拒否する問題があります。

サプリ拒否の理由とは?子供が嫌がるポイント
サンボも最初はサプリを嫌がっていましたが、その理由は以下のようなものです。
• 錠剤やカプセルが大きくて飲めない
• 味やニオイが苦手
• 「お薬っぽい」と思ってしまう
• 毎日飲むのが面倒
特に「苦い」「独特のニオイがする」「カプセルが大きい」などは、受け入れにくいポイントです。
成功した!サプリを摂らせるための工夫6選
いろいろ試した結果、サンボがサプリを飲めるようになった方法を紹介します。
• ① プロテインに混ぜる
普段から飲んでいるプロテインに少しずつサプリを混ぜることで、無理なく摂取できました。ただし、酸味があると飲みにくくなるので、ビタミンCは非酸性型のものを選ぶのがポイント!
【混ぜやすいサプリ】
サプリメント名 | 特徴 | 使用方法 | 成長期の子供に対する栄養的サポート |
---|---|---|---|
California Gold Nutrition 緩衝型 ゴールドC™ | 酸味がないパウダー | プロテインに混ぜる | 成長を支える免疫力のサポート |
Life Extension No Flush Niacin | カプセルタイプ | カプセルを開けてプロテインに混ぜる | 健康的な体づくりをサポート |
Doctor’s Best マグネシウム | カプセルタイプ | カプセルを開けてプロテインに混ぜる | 健康的な骨と筋肉の発達サポート |
NOW Foods サンフラワーレシチンピュアパウダー | パウダータイプ | プロテインに混ぜる | 脳の健康サポート、学習能力向上 |
NOW Foods アルギニン & シトルリン | カプセルタイプ | カプセルを開けてプロテインに混ぜる | 血流を促進し、身体の健康をサポート |
• ② おやつ感覚で摂れるタイプを選ぶ
子供が「おやつみたい!」と思えるサプリを選ぶと、摂取しやすくなります。
例:
• ビタミンD3グミ(フルーツ味で食べやすい)
• 鉄分タブレット(ラムネのような形状)
• マルチビタミン&ミネラル(チュアブルタイプ)
• ③ タブレットを砕いて混ぜる
タブレットが苦手な時は、砕いてヨーグルトやスムージーに混ぜるのも良い方法です。
• ④ 一緒に飲む
「ママも飲むよ!」と言って、親が一緒に飲むと、子供もスムーズに飲めることがあります。
• ⑤ 「飲む日」を決めて習慣化
最初は「月・水・金だけ」など、ゆるく始めて、徐々に習慣化していきましょう。

飲みやすい形状のサプリを選ぶポイント
サプリの形状によって飲みやすさが変わります。子供が嫌がらないように、「味」「飲みやすさ」「成分」をチェックしながら選ぶのがコツ! それぞれの特徴を比較しました。
形状 | メリット | デメリット |
---|---|---|
パウダー | 混ぜやすい | 味があると嫌がることも |
チュアブル | おやつ感覚で食べられる | 砂糖が多いものもある |
グミ | 子供が喜ぶ | 添加物に注意 |
カプセル | 無味無臭 | 飲みにくい |
サプリを摂らないときの代替案(食事・プロテイン)
サプリが難しい場合は、食事やプロテインで補うのも一つの方法です。
• 鉄分 → 赤身の肉・レバー・ひじき
• ビタミンD → 鮭・卵・きのこ
• ビタミンC → キウイ・いちご
• マグネシウム → アーモンド・納豆
サプリメントは現代の技術の賜物!うまく活用して健康管理をサポート
サプリメントは食品に分類され、栄養素を効率よく補うために、現代の技術で希釈して小さなカプセルや錠剤に詰め込まれています。これにより、必要な栄養素を少量で手軽に摂取できるようになり、忙しい日常の中で栄養不足を補うために非常に便利です。
もちろん、理想的には食事からすべての栄養をバランスよく取ることが望ましいですが、現実的には忙しくて難しいこともあります。そんな時にサプリメントを上手に活用することで、栄養管理をサポートし、子どもや家族の健康を維持する手助けとなります。
サプリメントはあくまで「補助的な手段」であることを理解し、適量を守って使用することが大切です。また、サプリメント選びには気をつけるべき点もありますが、上手に活用すれば、現代の便利な技術を生かし、忙しいママたちの心強い味方となります。
おすすめの記事/書籍/参考資料
•分子栄養学タイムズ
分子栄養学や医療・健康に関する情報を定期的に配信しているオウンドメディアです。
• 『すべての不調は自分で治せる』藤川徳美著
心身の不調を栄養療法で改善する方法を解説した一冊です。
• 『メガビタミン健康法』 藤川徳美著
藤川徳美先生による本で、ビタミンの重要性とその活用法について詳しく解説されています。子供の心身の調子を整えるために必要な栄養素を知ることができます。
• 厚生労働省 国民健康・栄養調査
日本の子供たちの 鉄分・ビタミンD不足 が指摘されています。どの栄養素が不足しがちなのか知るのに役立つデータが掲載されています。
まとめ
子供のサプリ拒否には、形状や味、飲み方を工夫することが大切です。
試行錯誤しながら、子供に合った方法を見つけてくださいね!
今回の記事でご紹介したサプリはこちら
ビタミンD3グミ(Carlson ビタミンD3 グミ 子ども用)

天然フルーツ味で、子どもでもおいしく摂れるビタミンD3サプリ。骨や免疫の健康をサポートし、日常的に必要なビタミンDを補えます。
鉄分タブレット(Carlson 鉄分 子供用)
天然ストロベリー味で、鉄分を効率よく補えるタブレット。鉄分不足が気になるお子さまにぴったりで、元気な毎日をサポートします。
マルチビタミン&ミネラル(Life Extension ライフエクステンション ミックス 子ども用)

天然ベリー味のマルチビタミン&ミネラルで、日々の栄養をバランスよくサポート。健康維持に必要なビタミンやミネラルが手軽に摂取できます。
忙しい日々の中で栄養バランスを整えるために、サプリメントが心強い味方になります。お子さまの元気な毎日をサポートしましょう!
たまごごはん
食育栄養コンサルタント/デジタル業界20年
小学2年生の息子を育てる母。自身も小学1年生で登校拒否を経験し、息子も年長から登園拒否に。試行錯誤の末、「栄養が心と体に与える影響」に着目し、改善を実感。2025年に食育栄養コンサルタント資格を取得し、成長期の子どもに必要な栄養を学ぶ。
現在は、登校拒否に悩む親御さんへ向けて、栄養と食育の視点から解決策を発信中。