こんにちは、食育栄養コンサルタントのたまごごはんです!
今回は、成長期のお子さんや家族全員にとって大切なビタミンKについてお話しします。
ビタミンKは「骨と血液の健康」に欠かせない栄養素で、特に成長期の子供には重要です。
我が家でも8歳の息子サンボの健康のために、日々ビタミンKを意識して取り入れるようにしています。
ビタミンKが体に必要な理由
ビタミンKは骨の形成や血液の健康維持に関わる栄養素です。
特に成長期のお子さんは、骨の成長と発達が活発な時期ですので、ビタミンKの摂取が重要です。
また、ビタミンKにはケガのときに血を固める働きがあるため、日常生活での小さな怪我にも対応する体の準備を整えてくれます。
また、ビタミンKには「K1」と「K2」の2つの種類があり、それぞれ異なる働きを持っています。
• ビタミンK1:主に緑黄色野菜に含まれ、血液の健康をサポートします。
• ビタミンK2:発酵食品や動物性食品に多く含まれ、骨の健康維持に役立ちます。
特に「MK-4」と呼ばれるタイプのビタミンK2は、虫歯予防にも良いとされ、子供の健康に嬉しい効果が期待できます。

ビタミンK2(MK4)が虫歯予防に役立つ可能性
ビタミンK2(特にMK4)は、骨や歯の健康に関与している栄養素として注目されています。
最近の研究では、ビタミンK2(MK4)が虫歯予防にも良い影響を与える可能性があることがわかってきています。
ビタミンK2は、カルシウムの適切な利用をサポートする役割を果たしており、これが歯のエナメル質の強化に関わっているとされています。
歯は硬い組織ですが、その健康を保つためにはカルシウムと一緒にビタミンK2が重要です。
特に、ビタミンK2(MK4)は、歯の再石灰化を助ける重要な栄養素です。
その仕組みとして、ビタミンK2は「オステオカルシン」というたんぱく質を活性化する役割を持っています。
オステオカルシンはカルシウムを歯や骨にしっかり定着させる働きがあり、これによって歯のエナメル質が強化され、虫歯の予防につながると言われています。

さらに、ビタミンDとの相乗効果も重要です。
ビタミンDは腸でのカルシウム吸収を助けるため、ビタミンK2と組み合わせることで、カルシウムが効率よく歯や骨に取り込まれます。
このように、ビタミンK2は単体でなく、ビタミンDと一緒に摂ることで、より効果的に歯を強くし、虫歯を防ぐサポートをしてくれるのです。
ただし、ビタミンK2だけで虫歯を防ぐことができるわけではなく、日々の歯磨きやバランスの取れた食事など、総合的なケアが大切です。
それでも、ビタミンK2を含む食事を意識的に摂取することで、歯の健康をサポートする一助になる可能性があると考えられます。
サンボも、ビタミンK2(MK4)の摂取を意識的に取り入れてから、虫歯予防を意識した食生活が自然にできるようになりました。
毎日の食事でビタミンK2を摂取することは、歯を守るためにも役立つかもしれません。
ビタミンKの役割は、骨や歯の健康にも重要な影響を与えるとされており、特にビタミンK2(MK4)が歯のエナメル質の強化に寄与する可能性が示唆されています。
ビタミンKと虫歯の関係については、ナカムラクリニック様のブログに詳しく書かれておられましたので、良ければご覧ください:
ビタミンKを多く含む食材リスト
ビタミンKはさまざまな食品に含まれているため、日々の食事でバランスよく摂ることができます。
以下の食材を参考にメニューに取り入れてみましょう!
• ビタミンK1を多く含む食材:
• ほうれん草、ケール、ブロッコリー、パセリなどの緑黄色野菜
• ビタミンK2を多く含む食材:
• 納豆、チーズ、卵黄、レバー
例えば、サラダにほうれん草やブロッコリーを加えたり、納豆やチーズを使った料理を取り入れると、ビタミンKを美味しく摂取できます。
ビタミンKの効果的な摂取法
ビタミンKは油に溶けやすい脂溶性ビタミンですので、油を使った調理法と一緒に摂ると吸収率がアップします。
例えば、オリーブオイルで炒めたほうれん草や、アボカドを加えたサラダなど、少量の油と一緒に摂ることで体内への吸収が促進されます。
また、ビタミンDと一緒に摂取すると相乗効果が期待でき、骨の健康をさらにサポートしてくれます。
日光を浴びて体内で生成されるビタミンDや、魚や卵などの食品と組み合わせて摂るのもおすすめです。
簡単に作れるビタミンKレシピ
1. ブロッコリーとチーズの簡単サラダ
材料:
• ブロッコリー … 1/2房
• ミニトマト … 数個
• チーズ … 30g(好みで)
作り方:
1. ブロッコリーをさっと茹でて冷まします。
2. ミニトマトとチーズを一口大に切り、ブロッコリーと一緒に混ぜます。
3. オリーブオイルと塩を軽くかけて完成!
2. 納豆とほうれん草のサッと炒め
材料:
• ほうれん草 … 1/2束
• 納豆 … 1パック
• ごま油 … 小さじ1
作り方:
1. ほうれん草をさっと茹でて水気を切り、一口大に切ります。
2. フライパンにごま油を熱し、ほうれん草と納豆を加えてさっと炒めます。
3. 塩少々で味を調えて、できあがり!
どちらも簡単に作れるうえ、ビタミンKを手軽に摂れるメニューです。
日々の食事にぜひ取り入れてみてくださいね!
忙しいママにも!簡単ちょい足しレシピ
ビタミンKを手軽に摂れる食材として、納豆やチーズがよく知られていますが、実はもっと身近な食材にも含まれています。
例えば、卵やほうれん草、鶏肉やレバーなどにも豊富に含まれており、日々の食事に少し工夫を加えるだけで、無理なく摂取できます。
忙しいママでも簡単に取り入れられる「ちょい足し」アイデアとして、たとえば…
✅ 納豆にチーズを混ぜる(意外な組み合わせだけど、まろやかになって子供も食べやすい!)
✅ 卵焼きにほうれん草やチーズを入れる(お弁当にもぴったり)
✅ レバーパテをパンに塗る(トーストに塗れば栄養たっぷりの朝ごはんに!)
こうした簡単な工夫で、毎日の食事から自然にビタミンKを摂ることができます。
特に成長期の子どもにとって、骨や歯を丈夫にするビタミンKはとても大切。意識して取り入れてみましょう!

ビタミンKが不足するとどんな影響が?
ビタミンKが不足すると、骨の発達や血液の健康に影響が出ることがあります。
成長期のお子さんにとっては、骨の強さや血液の凝固機能に悪影響が出る可能性があるため、特に意識して摂ることが大切です。
サンボのエピソード:ビタミンKの摂取で改善された鼻血
実は、サンボがビタミンKを意識して摂取する前、保育園時代は頻繁に鼻血を出していました。
特に乾燥する季節には、鼻血が毎日のようによく出ていたのです。
最初は、ただの風邪や季節的なものだと思っていましたが、栄養について調べるうちに、ビタミンKが不足していることが鼻血の原因の一つかもしれないと気づきました。
ビタミンKには、血液の凝固をサポートする働きがあり、血管が脆弱になりやすい状態を防ぐ役割があります。
私たちはサンボの食事にビタミンKを意識的に取り入れるようになり、ビタミンKを補うことで、鼻血が出なくなったのです。
さらに、たまたまビタミンKを飲み忘れていた日には、再び鼻血が出ることもあり、ビタミンKの重要性を実感しました。
もちろん、鼻血の原因は一つではなく、ビタミンK以外にもいろいろな要因が考えられますが、ビタミンKの摂取がサンボの体調に良い影響を与えたことは確かです。
こうした実感を元に、ビタミンKを積極的に取り入れることの重要性を再認識しました。

サプリメントでの補給も一つの方法
普段の食事で意識することが大切だけど、成長期の子供は必要量が多くなるので、足りない分をサプリで補うのも一つの方法です。
子供から大人まで使いやすいビタミンKサプリメントもあるので、家族全員で気軽に取り入れることができます。
ただし、用法や適量を守って取り入れるようにしましょう。
我が家で愛用しているのは、以下の2種類です。
・カールソン ビタミンK ビタミン K K2 MK-4 5mg 60粒
・ナウフーズ ビタミンK ビタミン 100mcg 100粒 MK-4
ビタミンKを意識して家族の健康をサポートしよう!
私も息子サンボの健康を考えて、毎日の食事にビタミンKを意識的に取り入れています。
サラダや納豆ご飯など、家族みんなで楽しめるメニューに工夫して、家族全員が元気で過ごせる毎日を目指しています。
早速今夜の食卓に、ビタミンKの食材をプラスしてみませんか??
あなたの家族も、毎日元気いっぱいに過ごせることを願っています!

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たまごごはん
食育栄養コンサルタント/デジタル業界20年
小学2年生の息子を育てる母。自身も小学1年生で登校拒否を経験し、息子も年長から登園拒否に。試行錯誤の末、「栄養が心と体に与える影響」に着目し、改善を実感。2025年に食育栄養コンサルタント資格を取得し、成長期の子どもに必要な栄養を学ぶ。
現在は、登校拒否に悩む親御さんへ向けて、栄養と食育の視点から解決策を発信中。