こんにちは、たまごごはんです!
サンボが1歳10か月のとき、私は仕事復帰のためにサンボを保育園に預けました。ですが、サンボは他の子と違い、昼寝の時間になっても眠ることができず、泣いていることが多い子でした。安心できるようにぬいぐるみを持たせたりもしましたが、保育園の生活に適応するのは簡単なことではなかったのです。毎日お迎えの時の報告で、「今日も寝ませんでした」と言われるたび申し訳ない気持ちになっていました。思えば、赤ちゃんの頃から少しの光や音でも眠れない子でした。
その後、年長さんになると状況はさらに変わりました。夏から始まった鼓笛隊の練習は、厳しい先生の指導のもと毎日続きました。うまくいかないことが重なり、先生から呆れられるような態度を取られたサンボは、次第に登園を拒むようになりました。「ぼくは、うまくできない。ぼくなんていらないんだ…」寝入り前に時々こぼすサンボにどんどん心配は積もって行きました。最初は少しのぐずりだったのが、秋に入る頃には本格的な登園拒否へと変わっていったのです。
さらに冬になると、小学校入学を控えた子供たちに対して、先生方の「もっと自分のことをしっかりできるようにならなければ」という緊張感のある声かけが、サンボの不安をさらに高めました。サンボは「ママと一緒にいたい」「ママと離れるのが怖い」と毎朝泣き叫ぶようになり、私もその声を聞きながら胸が張り裂けそうな気持ちで保育園の門まで送り届けていました。仕事に行っても頭の中にはサンボのことばかり。あの異様な程の泣き方は恐怖からの心の叫び。それを聞いてもなお保育園に預けて去らなければいけない状況に自分自身に対しても腹立たしく虚しく悲しい日々でした。
サンボの不安と私の葛藤
毎朝、泣きじゃくるサンボを前にして、私もあらゆる方法を試しました。優しく話しかけてみたり、時には厳しくしてみたりみたり…。でも何をしても不安そうなサンボの表情が消えることはありませんでした。
私は考えました。サンボが不安を抱える原因は何だろう?先生の指導が厳しすぎる?友達との関係?それとも、私が「先回り育児」をしすぎてサンボの自信を奪っていたのでは?そう思い、サンボ自身が「できた!」と実感できるように、少しずつ自分でやらせる機会を増やすようにしました。呪文のように、サンボの過去の成功体験を伝え続けもしました。
しかし、それでも登園拒否は一向に改善しません。紙に書き出して整理しながら「何が怖いの?」「小学校への不安?」「ママやパパに何かある?」と丁寧に問いかけましたが、サンボの答えは「自分でも理由は分からない。ただ、ママと離れるのが不安で仕方ない」というものでした。
パパに相談すると、「甘やかして育てたからじゃない?」と言われました。何気なく言った言葉だと思いますが、その瞬間に奈落の底に突き落とされたような気分でした。職場の人に聞いても、そのような経験のない方ばかりで話せば話すほどとにかく孤独感が増すばかりでした。
仕事を休んで一日中サンボと過ごすこともありました。でも、その翌日にはさらにひどくなる登園拒否。何をしても悪化するばかりで、まるで出口の見えない迷路に迷い込んだような日々でした。
食生活の振り返りと出会い
この頃のサンボの体型は痩せ型で、アバラがうっすら見えるほどでした。保育園から帰ると「お疲れ様」とお菓子を一つ買い与えるのが日課。復職後、家事も育児も仕事もととにかく忙しい日々の中で大した栄養を考えず、簡単なものや外食で済ませていました。サンボは甘いものが好きで、お菓子を与えると喜んでいましたが、写真を見返すと栄養が満たされているとは言えない姿でした。
その時、私はあるブログに出会いました。それが藤川徳美先生のメガビタミンに関する記事でした。「身体と心は密接に関係している」「質的栄養不足が続けば、心も不安定になる」といった内容に、思わずハッとしました。それまで私は、サンボの心の問題ばかりに目を向けていましたが、身体の状態が心にも影響を与えるということに気づかされたのです。
栄養で変わる心と体
それから、サンボの食生活を見直しました。必要な栄養素をバランスよく取り入れるよう意識し、サプリメントも導入しました。しっかりと必要な量の栄養素を毎日絶え間なく与えなければならないということを意識し出したのもこの頃です。もちろん、登園拒否がすぐに解消されたわけではありません。しかし、サンボの体型は徐々にしっかりしてきて、突然背もグンと伸びました。そして、不思議なことに心の不安も少しずつ和らいでいったのです。
今ではサンボは小学校で楽しく過ごしています。もちろん、旅行や引っ越しなどで生活がバタバタして栄養が疎かになったときには、不安感が出ることもあります。でも、それもサンボの身体と心のつながりを教えてくれるサインだと捉えています。「教室の音がうるさくて集中できない」と言ったり、小さい頃から寝る時は必ずアイマスクを自ら付けたりするところを見ていると、サンボは少し感覚が過敏な部分があるのかな?と感じていますので、できるだけしっかりと毎日栄養素を取り入れるようにしています。
あなたは一人じゃない
不登校や登園拒否で悩むお子さんを持つママは、孤独な気持ちになってしまうことがあるかもしれません。私もあの頃、答えを模索するかのように同じように毎日ネットで解決策を探し続けていました。「私が悪いのかな」「どうしたらいいのか分からない」と思い詰めていました。
でも、あなたが頑張っていることは、きっとお子さんに届いています。今は出口が見えなくても、一歩一歩進むことで、きっと光が見えてくる日が来るはずです。先を見過ぎないこと、周りと比べないこと、我が子を信じること。そして、その手助けとして、私はこのブログを通じてあなたに寄り添い、少しでも役立つ情報を届けたいと思っています。
サンボと私が歩んできた道が、同じように悩むママたちにとっての一筋の光になりますように。どうか一人で抱え込まず、できることから少しずつ始めてみてくださいね。
我が家でサンボが愛用しているものを載せてます。多動や心の不安感に良いとされる子供向けサプリやプロテインもご紹介していますので、参考になれば幸いです↓↓
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