ナイアシンアミドで心が穏やかに!でも過剰摂取で吐き気や不調が?原因と対策


ナイアシンアミドでの体験談:適量の大切さとメチル基との関係

こんにちは、たまごごはんです!

少し前のことですが、夫(以下「パパ」)がイライラしやすくなったり、不安感が強くなることがありました。その解決策として、ナイアシンアミド(ビタミンB3の一種)を試してみたんです。これが最初は大成功。心が穏やかになり、社交的にもなって「すごくいいじゃん!」と感じていました。

しかし、パパはその効果をさらに高めたくて、ついつい量を増やして飲むようになりました。結果、心が安定するどころか、首筋の緊張感、頭痛、吐き気といった不調が出始め、ひどいときは寝込んで会社に行けなくなるほどに…。最終的には「こんなに辛いなら、もう全部の栄養をやめてしまおうかな」と落ち込んでしまいました。

私は「なぜこんなことが起こるのか?」を調べ、原因を探ることにしました。

ナイアシンアミドが体に与える影響

ナイアシンアミドは、体内でNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という補酵素に変わり、エネルギー代謝や細胞の修復、抗酸化作用など、さまざまな働きを助ける重要な栄養素です。適量であればストレス緩和や精神的安定に役立つことが知られています。

しかし、過剰摂取は逆効果。特に、体内での代謝過程で「メチル基」という化学基を大量に消費することが問題になる場合があります。

メチル基とは?不足するとどうなる?

メチル基は、DNAの修復、神経伝達物質の合成、肝臓での解毒作用などに必要な物質です。ナイアシンアミドを過剰に摂取すると、このメチル基が不足してしまい、以下のような症状が現れることがあります。

1. 吐き気や消化不良

ナイアシンの代謝で発生する中間物質が体内に残留しやすくなり、胃腸に負担をかけます。これが吐き気や胃の不快感を引き起こす原因になります。

2. 頭痛や倦怠感

メチル基はエネルギー代謝に深く関わっています。不足するとエネルギー供給が滞り、疲労感や頭痛を感じやすくなります。

3. 精神的な不調

メチル基はセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質を作るのにも必要です。これが不足すると、イライラ感や不安感が悪化します。

パパの場合、最初はナイアシンアミドの精神的な安定効果を感じていましたが、量を増やすにつれて、メチル基が枯渇してしまった可能性があります。

対策として取り入れた「サンフラワーレシチン」

メチル基不足を補うために、サンフラワーレシチンというサプリメントを試してみることにしました。このサプリメントにはホスファチジルコリンという成分が含まれています。

ホスファチジルコリンの役割

• 体内でコリンに変わり、S-アデノシルメチオニン(SAMe)という物質を生成します。このSAMeがメチル基の供給を助け、ナイアシンの代謝をスムーズにする役割を果たします。

• サンフラワーレシチンを取り入れたことで、パパの吐き気や頭痛が軽減し、不調から回復することができました。

適量を守る重要性

この経験を通じて痛感したのは、サプリメントの「適量」を守ることの大切さです。サプリメントは食品のように緩やかな効果を持つ一方で、過剰に摂取すると薬理的な効果が強くなり、体に悪影響を及ぼす場合があります。特にナイアシンは、過剰摂取に敏感な栄養素の一つです。

さらに、どの栄養素にも言えることですが、過剰に摂取すると他の栄養素とのバランスが崩れ、不足や過剰による副作用が現れる可能性があります。今回の場合、ナイアシンアミドを摂りすぎた結果、メチル基が不足して不調が起きたのです。

現在、パパはストレスが溜まってもすぐにサプリメントの量を増やすのではなく、適量を守りながら過ごしています。そのおかげで吐き気や頭痛で寝込むことはなくなりました。

※どうしてもナイアシンを摂取したい場合、ナイアシンアミドではなくノーフラッシュナイアシンに変えると吐き気が出にくいと言われています。

サプリメントの正しい活用法

サプリメントは「健康になるためのツール」であり、必要に応じて取り入れるべきものですが、量やバランスを誤ると逆効果になる場合があります。

私たち家族の経験から、以下のポイントを意識するようになりました:

1. 摂取量は慎重に調整する

体調や目的に応じて、適切な量を見極めることが大切です。

2. 体の声に耳を傾ける

不調を感じたら、すぐに量を見直し、他の栄養素とのバランスも確認します。

3. 必要に応じて他の栄養素を追加する

今回のように、メチル基不足を補うためにサンフラワーレシチンを追加するなど、全体の栄養バランスを考えることが重要です。

まとめ

ナイアシンアミドは、適切に摂取すれば精神的安定やエネルギー代謝の改善に役立つ素晴らしい栄養素です。しかし、過剰摂取はメチル基不足を招き、不調の原因になることがあります。

パパの経験を通じて、サプリメントは「適量」を守り、全体の栄養バランスを意識して取り入れることが大切だと学びました。この体験が、読んでくださった方の参考になれば嬉しいです!

栄養を味方にしながら、心も体も元気に過ごしていきましょうね。

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